里親になろう

ホームステイ里親

子どもをずっと家で育てるのは難しいけれど、週末やお正月、長期休みの数日程度、子どもを家庭に迎えて一緒に過ごしたり、一緒に外出したりすることならできるという方へ。

ホームステイ里親とは

  • 児童養護施設には、週末や長期休暇に保護者のもとに帰宅できない子どもがいます。そうした子どもを、月1回程度の週末や夏休み、冬休みに家庭に迎え入れ、家庭生活を体験していただくものです。
  • 家庭生活を体験することによって、子どもたちが施設を出た後の自立を手助けすることを目的としています。
  • 集団生活を送る子どもたちにとって、長期的に自分にだけ関心を持ってくれる大人の存在は、とても大きな心の励みになるものです。

Q.1 ホームステイ里親とはどんなことをするのでしょう。

A.保護者と一緒に生活できない子どもに家庭生活を体験させていただく事がホームスティ里親の役割です。

児童養護施設には様々な理由で、保護者のもとに帰宅できない子どもたちがいます。そういった子どもたちを対象に、週末や夏休み冬休みなどの間、ご家庭で一緒に過ごしていただくのがホームステイ里親です。(施設とご自宅間の送り迎えをしていただく必要があります。)特定の方と安定した関係の中で家庭生活を体験することが目的です。外食や高価なプレゼント、遠方への外出などは特に必要ありません。無理せずに「ほどよい距離と関係」を保ち、長く続けていただくことが望ましいです。

Q.2 施設で生活している子どもたちに家庭生活の経験が必要なのはなぜですか。

A.子どもの成長や自立には家庭生活を体験することが大切です。

子どもたちが大きくなり将来施設を出て自立するためには、施設では経験できない一般家庭での経験(家族団らん、買い物、食事など)がとても大事になります。また自分に関心を持って継続的に関わりを持ってくれる大人との関係は、精神的な安定をもたらすことにつながります。

Q.3 どんな子どもたちがホームステイ里親を必要としていますか。

A.児童養護施設に入所している子どもたちで、必要とする理由も様々です。

施設入所後に保護者と連絡が取れなくなったり、保護者が長期に入院していたり、帰宅できる環境になかったりなど、様々な事情を持っています。子どもたちの中には健康上の配慮が必要であったり、発達に課題を持っている場合もあります。入所している施設と児童相談所がホームステイ里親さんの家庭状況や希望も聞きながら委託先を検討します。

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